中国 中秋節・国慶節休暇期間フィーダー船運休
中国では10/1(水) – 10/8(水)に国慶節による大型連休を予定しております。
※ 香港:10/1、10/7が休暇
これに伴い、華南地域フィーダー船の運休が発生いたします。
船会社OOCLでは、香港/SHEKOU発 South China(S.China)向けフィーダーは9月25日から連休終了まで運休予定とのことです。参考:OOCLホームページ
なお、華南地域に限らず祝日の前後はターミナルでの長期保管により追加費用の発生リスクがございますので船積みにはご注意願います。
特に危険品や特殊コンテナは手配不可となる、もしくは保管料が発生する可能性が高いため、手配スケジュールには十分ご留意いただけますようお願いいたします。
船会社によって当該期間前後の取扱いが異なりますので、ご利用の船会社・フォワーダーまでお問い合わせいただきますようお願いいたします。
米国 トランプ政権の関税政策について
2025年9月4日にホワイトハウスより発表された日米間の新しい貿易協定に関して、Federal Register(連邦官報)が発表されました。
正式に米国東岸時間2025年9月16日午前0時1分よりスタートいたしました。参考:連邦官報
主要な内容は以下の通りです。
■協定の概要
・2025年7月23日に大統領が発表した米日間の枠組み協定
・相互主義と共通の国益に基づく新たな米日貿易関係の構築
・米国の貿易赤字削減と製造業・防衛産業基盤の強化が目的
■主な関税措置 基本関税率
・日本からの輸入品の大部分に対して15%の基準関税率を適用
・既存の関税率が15%未満の商品:15%まで追加関税を課税
・既存の関税率が15%以上の商品:追加関税なし
■適用方法
・対象品目に適用される一般税率 “Column 1″の税率を各HTS毎に適用
・一般税率が15%以上の場合、追加税率はゼロ(HTS : 9903.02.72を利用)
・一般税率が15%未満の場合、総額15%となるよう、差額の追加税率が発生(HTS : 9903.02.73を利用)
・新しいHTS Code : 9903.02.72 / 9903.02.73は9月16日午前0時1分より導入開始。新税率がスタート。
・9月16日以降、8月7日午前0時1分まで遡及して修正可能。
■特別扱い分野(同様に、米国東岸時間2025年9月16日よりスタート)
・自動車・自動車部品:別途の部門別待遇
→ 一般税率が15%以上の場合、追加のSection 232関税率はゼロ(HTS : 9903.94.40 – 自動車、9903.94.41 – 自動車部品 を利用)
→ 一般税率が15%未満の場合、総額15%となるよう、差額のSection 232関税率が発生(HTS : 9903.94.42 – 自動車、9903.94.43 – 自動車部品 を利用)
・航空宇宙製品:民間航空機に関するWTO協定対象品目(無人機除く)は追加関税免除
・ジェネリック医薬品:特別措置
・天然資源:米国で自然に入手できない資源
■法的根拠
・国家緊急事態(大統領令14257)への対応
・国家安全保障上の脅威(鋼鉄・アルミニウム・自動車・銅に関する各種宣言)への対処
本情報は2025年9月4日時点の内容に基づいています。
フランス 航空管制官ストライキ
報道によりますと、9月18日(木)・19日(金)に予定されておりましたフランス・航空管制官によるストライキは、フランス新政府に労働組合の要求を検討する機会を与えるため、10月に延期となりました。参考:euronews
延期の背景としては、先週のフランス内閣総辞職により、労働組合側の交渉相手である運輸大臣が不在のため、大臣レベルでの要求達成が難しいためとのことです。
延期されたストライキは、現地時間10月7日(火)から10月10日(金)までの4日間で予定されております。
また新たに情報を入手しましたらご案内に努めます。