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物流情報(2025年7月2日)

物流情報

2025.07.02

タイ・カンボジアの国境閉鎖について

報道でもご確認いただいていると思いますが、現地時間2025年6月23日、タイ王国軍はカンボジアとの全ての国境検問所を即時閉鎖する措置を発表しました。出典:ジェトロホームページ

本件は両国間の緊張が高まる中での対応となっており、今後の貿易・物流活動への影響が懸念されます。この措置は発表当日より有効となっており、現在、すべての車両や人の往来、ならびに商取引が一時的に停止されています。

外国人旅行者やあらゆる貨物の通過も禁止されておりますが、緊急医療や学生の移動など、人道的な目的に限り例外が認められています。

現地からの情報によりますと、現時点ではタイ税関からの公式発表はなく、状況は依然として不透明なままとのことです。また船社HMMは、タイ経由カンボジア向け航路の利用を控えるよう発表しております。

タイ経由カンボジア向け案件をお持ちのお客様は、現地に最新情報をご確認の上ご対応いただくことをおすすめいたします。

米国 祝日情報

米国では、7/4(金)が独立記念日(Independence Day)となり、土日も含めると3日間の休暇となります。

祝日前後に米国発着案件がありますお客様は、現地とスケジュール調整いただきますようお願いいたします。
※当該期間の現地着航空貨物では、空港ターミナルでの保管料が発生し高額になる場合もあります。

 

フランス 航空管制官ストライキ

報道によりますと、フランスで2番目に大きな航空管制官組合であるUNSA-ICNAは現地時間7月3日・4日に、また同国3番目の規模のUSAC-CGTも7月3日のストライキを呼びかけております。出典:EURONEWS   The Brussels Times

今回のストライキは、人員不足と賃金上昇を求めて実施を呼びかけられているとのことです。現時点でフランス各空港への影響などの情報はございませんが、ストライキが実施されますと、フランス各空港を発着するフライトへの影響に加え、フランス空域を通過するフライトにも影響が出る可能性があるとのことです。フランスを含む欧州発着航空貨物案件をお持ちのお客様はご留意ください