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現地時間4月29日より、英国・ヒースロー空港の入国審査官が5月2日まで、ストライキを実施しております。背景としては、4月29日から新たに導入される勤務体系で失職者が出ることに異議を申し立てるためだとのことです。
参考：NNAホームページ

また同空港では、労働組合ユナイトに所属するヒースロー空港従業員約800人が現地時間5月7日(火)午前0時1分～5月13日(月)23時59分まで、ストライキを実施する予定です。これは、ヒースロー空港運営会社の経営陣が、空港内の業務を外部委託しコスト削減を図ると発表したことに起因するものです。

加えて、現地時間5月4日(土)からヒースロー空港の給油スタッフ50人による72時間ストライキも別途実施される見込みです。
参考：aircargonewsホームページ
　　　BBCホームページ

ヒースロー空港は英国最大の空港ですので、直行便、経由便ともに影響が出ることが見込まれます。
英国向け案件をお持ちのお客様は、最新情報をフォワーダーにご確認いただくことをおすすめします。

英国の鉄道運転士労働組合ASLEFは、鉄道16社において現地時間5月7日～5月9日にストライキを実施すると発表しました。
参考：Independentホームページ
　　　NNAホームページ

英国では5月4日～6日まで祝日となるため、主に旅客への影響が見込まれております。同国貨物輸送への影響は少ないものと思われますが、念のためご留意ください。

パナマ運河庁は5月16日から段階的にパナマ運河を通航する船舶数を増やすと発表しました。
参考：パナマ運河庁ホームページ

これまでガトゥン湖の渇水に対応するため、通航制限がかけられておりましたが、6月1日からは1日当たり32隻まで通航船隻数を増やすとしております。※5月7日～15日まではメンテナンスのため、パナマックス閘門の1日の通過回数は一時的に20回から17回に減少されます

通常であればパナマ運河は1日当たり36隻程度通航可能ですので、9割方回復したと言えます。
参考：N-avigation「水が足りない！？パナマ運河の渇水状況」

また、4月上旬にはTHE ALLIANCE （ONE/HAPAG/HMM/YML）の北米東岸航路EC1サービスについてもパナマ経由に戻すことをアナウンスしております。
参考：ONEホームページ

物流情報は流動的なため記事のアーカイブは2週間程度となる旨、ご了承願います。