■ 九州シリコンアイランドの核心地、大津町が持つ立地の優位性
編集部(以下、編): 熊本ロジスティクスセンターの開所に向け、連日現地での準備を進められていると伺いました。まずは、この新拠点が構える大津町の立地の優位性について教えてください。

モビリティ営業第一部 熊本営業所 横山次長
横山次長(以下、横):現在、現地スタッフ一丸となって開所への体制を整えています。当センターが位置する熊本県大津町は、まさに九州の産業活性化を牽引する核心地と言えます。世界的にも注目されている大手半導体メーカーの製造拠点に極めて近いだけでなく、阿蘇くまもと空港から車で約15分、主要IC(益城熊本空港IC)へも好アクセスという、陸路・空路ともに物流の要衝となる抜群のロジスティクス環境です。
編: 周辺の主要な半導体関連工場へのアクセスも非常にスムーズで、サプライチェーンの迅速化・効率化にはこれ以上ない絶好の場所ですね。

建設が進む熊本ロジスティクスセンター
横: その通りです。日新が長年培ってきた倉庫管理のノウハウと、この大津町という圧倒的なインフラを掛け合わせることで、製品や部品を迅速かつ安全に供給する動脈物流において、お客様に最高品質のパフォーマンスをご提供できると確信しています。
■ 次なる挑戦:環境社会を見据えたLiBerth(リバース)との融合
編: 非常に心強いですね。そして今回、この大津町の拠点をベースに、日新ならではの新たな戦略を展開されるとお聞きしました。

既に運用されているLiBボックス(他地域倉庫にて)
横: はい。私たちはこの新拠点を、単なる製品の保管場所としてだけでなく、これからの時代に不可欠な環境対策を具現化する場所としても位置づけています。具体的には、EV(電気自動車)化の進展に伴い急速に需要が高まっている、リチウムイオン電池の静脈物流ソリューション「LiBerth(リバース)」の九州一大拠点として大活用していきます。
編: 部品の供給という「動脈」だけでなく、使用済み電池の回収・リサイクルという「静脈」の物流をも一体化させるわけですね。
横: まさにその通りです。リチウムイオン電池の取扱には、複雑な法規制への対応や厳格な安全管理が求められます。日新にはこれまで積み重ねてきた確かなノウハウと専門技術があります。既に他地域での倉庫では実際に保管しており、試行段階を終えて既に実用段階となっています。それらの知見と大津町の優れたアクセス性と最新の設備を活かすことで、産業の発展を支えながら、同時に持続可能な循環型社会の実現を物流の側面から強力にバックアップしてまいります。
■ 「国際物流総合展 IN 九州」にて、皆様の課題をその場で解決
編: だからこそ、6月に開催される「国際物流総合展 IN 九州」でも、この熊本の拠点とLiBerthの組み合わせが大きな目玉になっているのですね。
横: はい。展示会のブースには、私をはじめ現地の担当者が常駐いたします。新拠点の詳細なスペックのご紹介はもちろんでが、大津町の立地を活かした配送網のご相談や、お客様個々の課題に合わせて、その場で最適な物流設計をオーダーメイドでご提案させていただきます。ぜひ、日新の「現場力」と「環境ソリューション」を体感しに来てください。
編: 動脈と静脈を網羅した日新の新しい挑戦、非常に楽しみです。横山次長、ありがとうございました。
横: ありがとうございました。会場で皆様とお会いし、有意義な対話ができることを心より楽しみにしております。
