ベルギー全国ストライキによる港湾業務への影響について
2025年6月25日(水)にベルギーで全国ストライキが予定されており、アントワープ港・ブルージュ港の港湾機能に大きな影響が予想されます。港湾労働者やパイロット等の業務停止により、定期航路の遅延が発生する可能性があります。 出典:ベルギー全国労働組合連合ホームページ
5月20日の同様のストライキでは、25隻の船舶が入出港できず大規模な混乱が発生しました。
上記期間前後に同港を利用されるお客様はご留意ください。
欧州主要港湾混雑による配船スケジュール影響について
現在、ロッテルダム港およびアントワープ港において深刻な混雑が発生しており、一部船会社では欧米航路におけるスケジュール変更など、各船会社の定期コンテナサービスにも影響が生じております。 出典:Maerskホームページ ・ MSCホームページ
混雑の主な要因は、ライン川の低水位、米中間のコンテナ輸送量の回復、船社アライアンスの再編成等が複合的に作用したものです。当社ベルギー現地法人からの情報では、通関・配送作業の日程調整にも大きな影響が出ており、また、アントワープ港の混雑がロッテルダム、ル・アーブル、ハンブルク、英国各港にも波及しており、代替港への変更なども、根本的な解決策とならない可能性があるとのことでした。
タイ レムチャバン港情報
タイ・レムチャバン港では、慢性的に混雑が発生しておりますが、今年は4月以降ソンクラン休暇に加え、トランプ政権が発表した相互関税の影響でトラックの混雑が長期化しておりました。 出典:ハパックロイドホームページ
現地からの情報によりますと、5月末以降徐々に落ち着きを見せてきているとのことですが、引き続きレムチャバン港をご利用する案件をお持ちのお客様はご留意ください。
オランダ NATO首脳会議に伴う交通規制
2025年6月24日~25日にかけて、オランダのハーグでNATO首脳会議が開催されます。
それに伴い、アムステルダム・スキポール空港(AMS)では、6月21日頃~27日頃にかけて滑走路の利用が制限されるとのことです。 出典:アムステルダム・スキポール空港ホームページ
また、アムステルダム・ハーグ・ロッテルダムを結ぶ道路では、6月22日~27日頃まで交通規制が予定されております。 出典:Rijkswaterstaatホームページ
当該期間前後にAMS空港発着案件をお持ちのお客様は、フライト情報や搬出入スケジュールをご確認いただくことをおすすめいたします。