フォークリフトとは
フォークリフトの歴史
皆様も一度はフォークリフトを目にしたことはあるのではないでしょうか?フォークリフトの歴史は古く、1920年代のアメリカで複数企業により開発、誕生しました。その後、日本国内でも1939年に日本の初バッテリーフォークリフトが製作されました。当時「腕昇降傾斜型運搬車」という名前で呼ばれていましたが、普及することはありませんでした。終戦後にアメリカ軍が日本にフォークリフトを持ち込んだことにより認知度が広まり利用されるようになりました。
フォークリフトを運転するために必要な資格(フォークリフト免許)
フォークリフトを運転するためには、労働安全衛生法に基づく講習を受講し、運転技能講習修了証を取得する必要があります。この資格はフォークリフトのサイズ別に分かれており、
最大積載荷重1トン未満場合 | フォークリフト運転特別教育 |
最大積載荷重1トン以上 | フォークリフト運転技能講習 |
を受講する必要があります。
フォークリフトの種類
フォークリフトの種類は大きく分けて3つあります。
①カウンターバランスフォークリフト ②立って乗るリーチフォークリフト ③歩いて操作するウォーキーフォークリフトがあります。
今回は①ベーシックなカウンターバランスフォークリフトについて説明したいと思います。
皆様がフォークリフトというと思い浮かべるのがこの形ではないでしょうか。
車両前方に2本のフォークとマストが設けられている最も一般的なタイプです。車両後方にバランスをとるためにウエイトが設けられており、重量のあるものにも対応できる仕様になっています。
このタイプのフォークリフトを小型から大型までさまざまな種類を有する日新ですが、2.5tフォークリフトからご紹介していきます。
2.5㌧フォークリフト
自重 | 3,780㎏ |
最大荷重 | 2,450㎏ |
今回ご紹介する青海にある東京ロジスティクスセンター(TLC)構内では、このサイズのフォークリフトが大活躍しています。コンテナ内に入るサイズでかつ、トラックやコンテナとの高低差をなくす装置、ドッグレベラーの耐荷重をクリアーでき、当センターがメインに取り扱う混載貨物に適した2.5トンのフォークリフトです。一般的な名称は下記の通りになります。
こちらのフォークにアタッチメントを取り付けることで、一度に2枚パレットを取り扱うことができるようになります。このようにフォークに様々なバリエーションのアタッチメントを取り付けることが可能です。
4㌧フォークリフト
自重 | 6,750㎏ |
最大荷重 | 3,600㎏ |
4㌧フォークリフトは爪が長くパレットを一度に2枚運べるので、軒下で荷役作業で活躍しています。
営業所案内
この2.5㌧、4㌧フォークリフトが活躍するのは、日新 東京ロジスティクスセンターです。青海埠頭に位置するこの倉庫は輸出入の混載貨物を専門に取り扱うCFS倉庫として皆様にご利用いただいています。
このロジスティクスセンターの特徴として両サイドにプラットフォームがあるため、コンテナ、トラックの同時荷役が可能になります。
取扱品目 | 混載貨物 |
温度帯 | 常温 |
保管能力 | 2,494.8㎡ |
住所 | 江東区青海3-4-19 青海流通センター1号倉庫棟1階(map) |
インバータークランプ付きフォークリフト(プッシュ機能付き)
特徴:「荷物を挟み込み180度回転させる」アタッチメント付き!
3.5㌧フォークリフトに特殊なアタッチメントが付いた珍しいタイプのフォークリフトです。
粉体やペレットといった品物は、通常25kgsの紙袋に封入されています。ホームセンターで見かけるセメントや肥料といった品物の荷姿と同様です。国内の輸送では1パレットに40袋程度が載せられて取り扱われています。そのまま輸出するコンテナに積めれば良いのですが、相手国の規制により木製パレットが使えないため、プラスティック・パレットに交換する必要となる場合がございます。またコンテナ内の積載効率を上げるためにパレットを外した状態での荷役といったケースもございます。こうした荷役の指示がある場合は、従来は作業員の手で載せ替えや積み込みを行っていましたが、インバータークランプ付きフォークリフトを導入し、効率的な作業が行えるようになります。
営業所紹介
31㌧フォークリフト
全幅 | 3,470m |
前長 | 9,135mm (本体 6,695mm/爪 2,440mm) |
全高 | 4,150mm |
自重 | 45,190kgs |
最大荷重 | 31,000kgs |