私たちの生活に欠かせないリチウムイオン電池は、年々活用の場が広がっています。特に電気自動車(EV)や産業用・家庭用蓄電池などは、環境面や経済面からますます活用の場が広がるとされています。
一方で、リチウムイオン電池は衝撃による内部損傷や過熱により発火のリスクが高まるため、安全な取扱いが求められます。特に使用済みリチウムイオン電池は、その電池がどのような変遷を辿ってきたか外見からは分からない場合もあり、最悪の場合、発火事故を引き起こします。
また、日本国内では慢性的に危険品倉庫が不足しており、今後ますます増加する使用済みリチウムイオン電池の受入れは、万全とは言い難い状況です。 リチウムイオン電池の特徴や状態に応じた安全かつ効率的な物流機能が必要と考え、当社はリチウムイオン電池の静脈物流ソリューション「LiBerthリバース」の研究・開発を進めています。