南港倉庫では、食品や化学品など様々な貨物の取り扱いを行っております。
倉庫は地下1階、地上5階建てからなっており、常温・定温の2つの温度帯での保管が可能です。
動物検疫指定許可も得ておりますので、倉庫内で畜産物の指定検査を行うことも可能です。
普通品庫 | C級定温庫 | |
5F | 4,287㎡ | ― |
4F | 3,142㎡ | 1,145㎡ |
3F | 3,142㎡ | 1,145㎡ |
2F | 3,142㎡ | 1,145㎡ |
1F | 3,142㎡ | 1,145㎡ |
合計 | 16,755㎡ | 4,580㎡ |
B1F | 2,062㎡ |
また、2014年4月1日付で医薬品製造業許可も取得し、日新の医薬品*・化粧品物流の中心を担っております。
(*日新の医薬品物流については後日改めて特集いたします)
倉庫での化粧品取り扱いに必要な「化粧品製造許可とは」
2022年8月に当社が所得した「化粧品製造業許可」、化粧品製造業でもないのになぜ?とお思いの方も多いのではないでしょうか。
化粧品製造業許可は「化粧品製造許可(一般)」と「化粧品製造許可(包装・表示:保管)」の2つの区分に分かれています。
一般区分は化粧品製造業者向けの許可となっており、化粧品製造工程のうち、全部または一部の工程を行うことができます。一方、後者は下記の3点を行うことが許可されております。
包 装 | 製品を箱に入れるなどの包装行為 |
表 示 | 法定表示を製品に貼付するなどの行為(輸入品に日本語のラベルを貼る行為も含む) |
保 管 | 製品検査結果が出る前の製品の保管から、市場に出荷するまでの行為 |
なお、許可されている行為の範囲に化粧品の小分けは含まれておりませんので、小分け作業を必要とする場合は一般区分の許可の取得も必要になります。
また、化粧品製造業許可取得に際しては、施設に薬剤師ないしは、薬学または化学に関する科目を修得した後、医薬品、医薬部外品又は化粧品の製造に関する業務に3年以上従事した経験のある方等、(法施行規則第 91 条第2項)で定められた責任者を在籍させることが義務付けられており、当社でも薬剤師資格をもつスタッフの他、専門スタッフが医薬品チームとして対応しております。
構造設備においても、調剤薬局のように部外者が立ち入らないように施錠ができるような場所で保管をおこないます。
化粧品の製品ラベルは販売国に合わせた表記が必要
日本で販売される化粧品は、製品ラベルに記載される内容は薬機法第61条で定められています。
ではこのラベルいつどこで貼るのがいいのでしょうか。
輸出国で添付して輸出するのがスムーズですが、その場合は現地に日本語ラベルを送付する手間が発生します。南港倉庫は保税倉庫となりますので、外国貨物の状態で日本語ラベルの貼り付け作業も可能ですし、輸入許可後のラベル貼りかえもできます。
国内流通品の製品ラベルに輸出国用に翻訳されたラベルを貼る必要がございます。場合によっては輸出用のパッケージに入れ替えが必要なこともあるのではないでしょうか。こちらも付帯作業として南港倉庫で対応可能です。
日新 × 化粧品輸送の活用提案
日新ならお客様に最適な物流をご提案可能です。
化粧品の多くは輸入品・輸出品ともに製品となった状態での輸送
✔ 日新なら海外24カ国150拠点以上のグローバルネットワークで海外の輸送もサポートいたします。
✔ 南港倉庫内で日本規格、輸出先規格に合わせたラベリング作業が可能です。
✔管理薬剤師が保管と管理をサポートいたします。
常温販売されている化粧品、輸送時には温度管理が必要なことも
✔いろいろな商材扱っておりますので、温度管理の必要な輸送手段もご手配可能です。
✔南港倉庫なら温度管理をしながらの保管可能です。
天然素材の化粧品の輸出入にも対応
欧州では動物実験を行った化粧品の販売が禁止されていることもあり、コスメとしての成分が限られることもあり、植物物系・天然由来コスメの輸出入が増えております。その一方天然素材がワシントン条約に引っ掛かり日本へ輸入できないケースも増えております。
✔ワシントン条約に抵触していないかどうかの確認の方法や輸出入に
✔通関業務に熟知した社内通関チームがサポート対応いたします。
化粧品の輸出入案件ございましたら、日新南港倉庫にお任せください!!