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物流情報(2024年12月25日)

物流情報

2024.12.25

オランダ 国境管理強化(12/9~)

オランダでは、不法移民と密輸抑制のため、2024年12月9日から6か月間、隣国ドイツ・ベルギーとの国境管理強化をしております。参考:ビジネス短信

経済的影響を抑えながら国境管理は実施されるとのことですが、オランダ発着のEU内トラック輸送のリードタイムに影響が出ることが見込まれます。

欧州では、ドイツ・フランスも同様に国境管理強化を実施しておりますので、該当案件をお持ちのお客様はご留意ください。

英国 CPTPP正式加入

英国政府は、2024年12月15日、環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)に正式加入したと発表しました。参考:ビジネス短信

12月15日以降、英国と以下の締約国との貿易でCPTPPが適用可能となっております。
日本・シンガポール・チリ・ニュージーランド・ベトナム・ペルー・マレーシア・ブルネイ
※12月24日からはオーストラリアも対象

船社MSC パナマ運河サーチャージ(2025/1/1~)

パナマ運河庁が運河横断の予約規制のため、長期スロット割り当て (LoTSA) という新しい予約システムを導入し、2025 年 1 月 1 日から有効となります。参考:Panama Canal Authority

これを受け、船社MSCではアジア(東南アジア・中国・韓国・日本)―米国東海岸・ガルフ間の貨物に対して、Panama Canal Surchargeを設定しました。

発効日 :  2025年1月1日
対象地域:  東南アジア、中国、韓国、日本から米国東海岸およびガルフ
金額  :  USD40/TEU ※all-cargo type対象

参考:MSCホームページ