北米東岸ストライキ 暫定合意
報道でもご確認いただいているかと思いますが、現地時間10月1日午前0時1分から開始されたストライキは、現地時間10月3日に国際港湾労働者協会(ILA)と米国海事同盟(USMX)は賃金について暫定合意し、現行の基本契約を2025年1月15日まで延長することを発表しました。
参考:(出典 ILAホームページ)(出典:USMXホームページ)
本件についてまとめた記事を掲載しておりますので、是非ご覧ください。
参考:暫定合意!アメリカ東海岸ストライキについて 〜現地レポートを交えて〜
羽田空港(TIACT)冷蔵庫冷凍庫更新工事に係る制限
羽田空港にあるTIACT社(東京エアカーゴシティターミナル株式会社)より、生鮮棟施設(冷蔵庫・冷凍庫)の更新工事に関する案内がありました。
工事対象施設 : 生鮮棟冷蔵庫(+5℃)及び冷凍庫(-5℃、-20℃)
工事実施期間(予定): ①冷蔵庫(+5℃):2024年12月23日(月)~ 2025年2月14日(金)
②冷凍庫(-5℃、-20℃):2025年2月7日(金)~2025年3月22日(土)
当該期間に羽田空港で保冷を必要とする貨物のお取扱いがあるお客様はご留意ください。
輸送に関するご相談はご利用のフォワーダーまでお願いいたします。
カナダ・モントリオール港 時間外労働ストライキ
カナダ・モントリオール港湾労働者が所属する労働組合(CUPE)は、現地時間10月10日午前7時より無制限で時間外労働を拒否する旨を発表しました。
同港では、9月30日から3日間にわたり部分ストライキを実施しておりました。
モントリオール港湾局(MPA)によりますと、モントリオール港の全ターミナルは営業されておりますが、港湾労働者の時間外労働ストライキのため、貨物取扱に遅れや積み残しが発生し、今後、同港に寄港予定の本船についても影響が出る可能性があると案内しております。
参考(出展:Montreal Port Authorityホームページ)
また、同港を通過する輸出入貨物(食品や医薬品などを含む)の約半数が当該ストライキの影響を受ける可能性があるとのことです。
モントリオール港の港湾労働者は2023年12月31日以来、団体交渉協定を結んでおりませんので今後の動向に注視し、新たに情報を入手しましたらご案内に努めます。