【大津町】空港へ15分・工場へ数分。陸と空を制する抜群のロジスティクス
熊本ロジスティクスセンターが位置する熊本県菊池郡大津町は、九州の産業活性化を強力に牽引するロジスティクスの核心地です。世界的な大手半導体メーカーの製造拠点や、それに伴い集積が進む関連サプライヤーの工場群、さらには進化を続ける自動車関連産業の拠点まで、車でわずか数分(約6〜8km)という極めて良好な近接性を誇ります。

阿蘇くまもと空港
交通アクセス面においても、阿蘇くまもと空港へは車で約15分(約8km)という至近距離に位置し、九州自動車道・益城熊本空港ICをはじめとする主要幹線道路へのアクセスも非常にスムーズです。これにより、国内各地へのトラック陸送はもちろんのこと、精密部品や急伸する高価値貨物の航空輸送まで、陸・空をシームレスに結ぶ迅速かつフレキシブルな配給体制を構築できます。
日新が長年グローバル市場で培ってきた高品質な倉庫管理ノウハウおよび国際複合輸送ネットワークと、この大津町という圧倒的なインフラ環境が融合することで、製品や資材を滞りなく現場へ供給する動脈物流において、これまで以上に強固で信頼性の高いサプライチェーンを提供いたします。
酷暑に挑む温度管理と、現場目線の高床・低床ハイブリッド荷役
今回完成した敷地面積約13,000㎡・延床面積約11,200㎡(鉄骨・鉄筋コンクリート造2階建)の施設には、貨物の安全な保管や効率的なハンドリングにとどまらず、近年の環境変化や現場の労働環境にまで配慮した最新の設備設計が随所に見られます。
なかでも最大の特長の一つが、徹底された庫内の空調・換気コントロール環境です。近年、夏季の猛暑が長期化・深刻化するなか、熊本LCの内部には高性能な空調設備と大型循環ファンを完備しました。これにより、外気が極めて高くなる酷暑の真夏であっても、倉庫内の室温を25℃程度に安定して制御できる設計を実現しています。夏場の高温によって品質変化を起こしやすい精密電子部品や化学品、繊細な資材の品質劣化を防ぐとともに、現場で作業にあたるスタッフの労働安全衛生・作業環境の面でも高い水準を維持します。
また、車両アクセスおよび荷役機能においては、高床ドックレベラーと低床(平置き)搬入口を兼ね備えたハイブリッドな搬入体制を整えました。国際輸送用の海上コンテナや大型箱車に対応した高床バースを完備する一方で、地面とフラットに車両が直接アプローチできる平置き搬入口(オーバースライダー部)を確保しています。
これにより、横方向からの積み降ろしが必要なウイング車や平ボディ車でのサイド荷役、あるいは振動やショックを極力避けたい精密機器・重量物のダイレクトな搬入・搬出、さらには地場配送を担う小型トラックの運用まで、あらゆる車種や荷姿に対して柔軟かつ安全に対応することが可能です。
さらに、1階倉庫部の床荷重は約2t/㎡を確保し、トラックバース全体を包む形で幅10mの大型庇(ひさし)を設置。荒天時や集中豪雨の際にも製品や梱包材を濡らすことなく作業を行える全天候型の荷役環境を確立しました。非常用電源設備も備え、万が一の自然災害時においても物流機能を維持し続ける、極めて強固なBCP(事業継続計画)体制を整備しています。
柱なしの大空間(無柱構造)」と、5tエレベーター&垂直搬送機が実現するレイアウト自由度
保管スペース・作業フロアの構造面においても、従来の標準的な倉庫にはない大きな利点を持っています。熊本LCの2階フロアは、空間を遮る柱を排除した広大な無柱構造(建築面積約5,800㎡のスケール感)となっており、極めて視認性が高く開放的なスペースが広がっています。
この無柱空間により、大型製造装置や特殊機器の配置、レイアウト変更が頻繁に発生する流通加工ラインの柔軟な構築、さらには長尺物や不整形貨物の効率的な保管など、お客様のビジネスモデルや取扱貨物の特性に応じた自由度の高いスペース活用が可能になります。
上下階を結ぶマテハン・垂直搬送機能としては、積載量5tを誇る大型荷物用エレベーターに加え、荷物の階層移動を自動でスピーディーに行う垂直搬送機を完備しました。大量貨物の垂直移動に伴う待機時間や作業ロスを大幅に削減し、入出荷スピードの向上および流通加工のリードタイム短縮に大きく貢献いたします。
動脈と静脈を一体化。LiB循環物流ソリューション「LiBerth」が描くサステナブルな未来
熊本ロジスティクスセンターが担う役割は、製品を工場や市場へ届ける動脈物流だけに留まりません。モビリティのEV化や再生可能エネルギー需要の拡大に伴い、急速に社会的ニーズが高まっているリチウムイオン電池(LiB)の安全管理・回収・再利用を支える静脈物流ソリューション「LiBerth(リバース)」の九州における中核拠点としても本格的に始動いたします。
消防法に適合した耐火性構造を持つ専用の保管容器「LiBボックス」や、消防法だけでなく建築基準法にも準拠した耐火性収納箱「LiBerthコンテナ」を活用し、保管サービス「LiBウェアハウス」をはじめ、電池受け入れ時の厳格な状態確認、安全な輸送や保管体制の構築など、専門ノウハウを要するリチウムイオン電池のライフサイクル全体を包括的にサポートいたします。
動脈物流による産業支援と、静脈物流による環境負荷低減・資源循環を一つの拠点で高度に融合させることで、九州エリアにおける持続可能なサステナブルロジスティクスの実現に貢献してまいります。
「これまで準備を進めてきた熊本ロジスティクスセンターが、ついに本格稼働の日を迎えました。現地スタッフ一丸となり、安全・高品質なオペレーションを提供する体制が万全に整っております。真夏の酷暑にも耐えうる空調管理や、2階の広大な無柱空間、高床・低床双方に対応する荷役設備など、お客様の多様で高度な物流ニーズに自信を持ってお応えできる施設です。日新が長年培ってきた物流ノウハウとこの最新鋭の設備を掛け合わせ、動脈・静脈の両面からお客様のサプライチェーン課題を現場で強力に解決いたします。どんな些細なご相談や疑問でも、ぜひお気軽にお声がけください」
―― モビリティ営業第一部 熊本営業所 横山センター長
9月11日、晴れて竣工を迎えた「熊本ロジスティクスセンター」にて竣工式を挙行いたしました。当日は木村敬 熊本県知事や金田英樹 大津町長をはじめとする多くのご来賓をお迎えし、半導体・モビリティ産業が集積する九州の新たな物流拠点として、今後の発展に向けた力強いご祝辞をいただきました。
日新では、熊本ロジスティクスセンターの活用をご検討中の企業様へ向けて、現地で撮影した最新の施設写真(外観・庫内・バース周り)や、平面図・搬入動線などを用いた個別のご相談を承っております。
「自社の製品(自動車・二輪車部品・精密電子部品・関連品等)に最適な空調環境・保管条件を確認したい」
「ウイング車や特殊車両での荷役動線を図面上でシミュレーションしたい」
「2階の無柱空間を活用して、自社専用の作業・保管スペースを設計したい」
このようなご要望やお悩みがございましたら、詳細な資料のお届けや、具体的なレイアウトのご提案をさせていただきます。下記のお問い合わせ窓口よりお気軽にお問い合わせください。
株式会社日新 熊本ロジスティクスセンター
〒869-1232 熊本県菊池郡大津町高尾野730番
TEL:096-283-5861
担当:横山


























