日本 年末年始期間に向けて
例年のことながら、年末年始期間中とその前後に日本発着案件をお持ちのお客様は、貨物の搬出入に通常よりも時間を要することが予想されます。船社ONEによると、本年度の年末年始期間(12/31~1/4)の港湾荷役が行われないこととなったため、同社運航船について、当該期間の日本各港への寄港は予定していないとのことです。参考:ONEホームページ
このため年末年始期間前後で日本各港に寄港予定の本船スケジュールに変更が生じる可能性がございます。
参考:https://n-avigation.nissin-tw.com/2024-25/
貨物に関するお問い合わせはご利用のフォワーダーまでお願いいたします。
米国東岸労使交渉(続報)
現地時間12月4日(水)、米国港湾労働組合ILAは、使用者団体USMXとの交渉が自動化および半自動化に関する論争で行き詰まった場合、6週間以内に再び全米規模のストライキが発生する可能性があると警告をしました。
参考:WorldCargoNews
ILAによると、争点となっているターミナルの「半自動化」について、実際にはターミナル業務の95%が全自動で行われており、これが従業員の雇用を脅かすものだとして強い拒否感を示しています。参考:ILAホームページ
なお、現在の契約は本年10月3日に暫定合意に至り、2025年1月15日まで延長されることが決まっています。
引き続き状況を注視し、新たに情報を入手しましたらご案内に努めます。
インド港湾 ストライキの可能性
現地からの情報によりますと、インドの港湾労働者組合による無期限ストライキが2024年12月17日から開始される可能性が高いとのことです。参考:THE WEEKホームページ
これは、2024年8月にインド政府と組合間で新たに5年間の協定を締結したものの、政府が組合との約束を果たさなかったことに対して抗議するため、組合側がストライキ実施を呼びかけているものです。
インド発着海上輸送案件をお持ちのお客様はご留意ください。新たに情報を入手しましたらご案内に努めます。
船社ONE 2025年1月以降のEU ETSチャージについて
船社ONEでは、欧州にて2025年1月からFuel EU Maritimeが導入されることに伴い、
従来のEU ETSとFuel EU Maritimeをまとめた新チャージ EES(Europe Environment Surcharge)を設定いたしました。参考:ONEホームページ
【運用開始日】2025年1月1日~ (四半期毎に料率見直し)
※EESはETSとFuel EU Maritimeの合計金額になります
2024年12月31日まで:ETS
2025年1月1日以降 :EES=従来のEU ETS + Fuel EU Maritime
【対象地域】 POR/DELがEU域内の場合に課徴
※EU加盟国でないイギリス・トルコは課徴対象外