基礎から最新DXまで網羅!実務に直結するコンテナ&デジタルセミナー
前半のコンテナセミナーでは、弊社・船舶代理店室の営業担当者が、20フィートや40フィートといった普段から見慣れたスタンダードなコンテナの基礎知識はもちろんのこと、一般の物流現場ではなかなか目にすることのない特殊コンテナの構造や、具体的な貨物の積載事例について詳細な解説が行われました。特に特殊コンテナの使用事例については、コンテナサイズに収まらない大きなサイズの貨物が積載されている様子やどのように貨物の固定が行われ、積載の際に何に注意が必要となるか等、実務担当者ならではの解説が行われ、多くの参加者がメモを取りつつ聞き入っていました。
また日新の未来に向けた新たな挑戦として、デジタルフォワーディングサービス「Forward ONE」およびリチウムイオン電池の静脈物流サービス「LiBerth」の紹介も行われました。日々、輸出入の実務に携わっている参加者の皆様からは、直感的に本船の動静を追跡できるトレース機能や、チーム間でのスムーズな情報共有体制に対して、高い関心が寄せられました。
新設された最新の要衝へ。C-12管理棟・ゲートから見学スタート!
座学でのセミナーを終えた参加者一行は、チャーターされた専用バスに乗り込み、いよいよ本日のメイン舞台である大阪港・夢洲コンテナターミナル(DICT)へと移動しました。ターミナルでの見学は、約1年半前にゲートとともにヤード中央部から移転・新設されたばかりのC-12管理棟からスタート。まずは全員でその屋上に上がり、目の前に広がる壮大なヤード全景をぐるりと見渡しました。屋上では、ヤードの担当者が各エリアの役割を丁寧に説明。参加者の皆様は解説に耳を傾け、広大なヤードにカメラを向けて撮影を楽しんでいました。ここでも、各所の役割や機材の動きについて、日新のスタッフへ活発な質問が寄せられました。
続いて、管理棟の脇に位置するゲートへ移動。ここは広大なヤードに出入りするコンテナが必ず通る、まさにターミナルの関所です。普段、ドレージドライバーがどのような手続きをしてコンテナをヤードに搬入・搬出しているのか、そのリアルな流れについて実務に沿った解説が行われました。
実物に触れる!多彩なコンテナ展示とトップリフターの妙技
管理棟とゲートの見学を終えた一行は、「コンテナ展示場」へと足を運びました。港湾見学の機会はあっても、実物の各種コンテナに触れて学ぶ機会は大変貴重なもの。参加者の注目を集めるコンテンツとなりました。
会場には、40フィート・ハイキューブ(背高)ドライコンテナをはじめ、温度管理を行うリーファーコンテナ、そしてセミナーでも解説のあったフラットラックコンテナやオープントップコンテナがずらりと準備され、各々の概要説明の後に一斉に重厚なドアが開けられました。
日常の実務でコンテナの手配を行っていても、普段は鉄の箱の中身や実物に直接触れる機会はなかなかありません。参加者は、実際にコンテナの内部へと一歩足を踏み入れ、壁面や構造に直接触れたり、撮影をしたりと、この貴重な機会を存分に体感されていました。実物の圧倒的なサイズ感や仕様を肌で感じることで、デスクワークだけでは得られない深い理解へとつながり、会場では次々と熱心な質問が飛び交いました。
さらにコンテナ展示場では、大型荷役機械「トップリフター」を用いた、空コンテナをシャーシ(トレーラー台車)へと積み込むデモ作業が実演されました。 巨体ながらも驚くほど滑らかに動き、わずか2点でコンテナを正確に吊り上げてシャーシにピタッと載せる職人技のような妙技に、参加者一同は思わず見入り、一斉にスマートフォンを向け撮影を行っていました。
デモ後には、コンテナを掴む爪(スプレッダー)の部分がどのような構造になっているかなど、機材のすぐ近くまで寄っての特別解説が行われ、港湾機械の仕組みをより深く理解する絶好の機会となりました。
C-10岸壁でSITC本船の荷役を真横から見学!
見学会のクライマックスは、コンテナヤードの最前線であるC-10岸壁です。この日はタイミングよく、日新が代理店を務める中国船社・SITCのコンテナ船がちょうど入港・着岸していました。巨大なガントリークレーンが轟音を響かせながら、コンテナを寸分の狂いもなく次々と揚げ降ろししていくダイナミックな積卸作業を、本船の真横というこれ以上ない至近距離から見学。巨大な船体とクレーンが織りなす国際物流の迫力を目の当たりにし、参加者にとっては、まさにまたとない貴重な体験となりました。
すべてのプログラムを終え、参加者の皆様からは「普段書類で見ているコンテナや手続きの流れが、一本の線で繋がった」「実物の迫力に感動した。これからの実務に必ず活かしたい」といった、感動と満足の声が多数寄せられました。日新はこれからも、こうした「現場と実務を繋ぐ」取り組みを通じて、これからの国際物流を担う皆様を全力でサポートし、日本の貿易の発展に貢献してまいります。
取材協力:大阪商工会議所 様
