ドイツ 陸上国境検査導入(9月16日~)
現地からの情報によりますと、ドイツ連邦内務省は、現地時間2024年9月16日より6か月間、フランス、ルクセンブルグ、オランダ、ベルギー、デンマークとの国境検査を開始する事を発表しました。この対応は不法移民の制限と、ドイツ国内の安全の保護を目的として実施されるとのことです。参考:(出典:ドイツ連邦内務省ホームページ)
ドイツに隣接する全ての国を対象に国境検査が実施される事になりますので、ドイツ発着のEU内トラック輸送のリードタイムに影響が出ることが見込まれます。
該当案件をお持ちのお客様はご留意ください。
北米東岸労使交渉(続報)
交渉進展なし
米国東岸港湾の使用者団体USMX(米国海運連合)は労働組合ILA(国際港湾労働者協会)に再び話し合いを開始するよう呼びかけていますが、現時点では次のミーティングの予定は発表されておりません。政府も交渉の重要性を認識していますが、介入するかどうかはまだ確定しておりません。
ILA スト呼びかけ支持
ILAの代表団は10月1日までにUSMXとの新基本協約が締結されない場合、ILAのハロルド・ダゲット委員長が会議前に行ったストライキの呼び掛けを全会一致で支持しています。また、米国西岸港湾の労働組合ILWUもILAとの連帯を表明しており、今後も先行き不透明な状態が続くことが予想されます。
英国 CPTPP加入
英国政府は、環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP、通称TPP11)加入に関する議定書が2024年12月15日までに発効されると発表しました。参考(出典:ジェトロ通商広報)
英国は2024年5月に批准手続きを完了しており、議定書発効後、英国との間で批准手続きが完了している日本・シンガポール・チリ・ニュージーランド・ベトナム・ペルーとの間でCPTPPの適用が可能となります。発効日など、追加情報を入手しましたらご案内に努めます。