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今週の物流情報

物流情報

2024.07.10

カナダ情報

鉄道労使交渉

労働組合TCRCによりますと、現地時間6月29日、CNとCPKCで働く約1万人の労働者が、交渉による和解が成立しない場合のストライキ実施に賛成したと発表しました。参考(出典:TCRCホームページ)

このストライキ承認はの有効期限は60日間となります。鉄道会社と労働組合の交渉では、主に人手不足の対応について話し合いが行われているとのことです。未だカナダ労働関係局(CIRB)の調査が継続中となるため、CIRBの裁定が出るまではストライキは実施されない見込みです。

今回の再投票の背景としては、CNとCPKCの労働者が5月1日にもストライキ賛成票を投じ、5月22日に合法的にストライキを実施する予定でしたが、カナダ政府により労働者のストライキ権を一時停止されていたため行われました。

西岸港湾労使交渉

現地時間7月5日(金)、労働組合ILWU CANADAと使用者団体BCMEAの間の港湾労使交渉に関して労働組合ILWU514支部が使用者であるターミナル経営会社DPワールドに対しバンクーバー港でのストライキの事前通告を行いました。

しかしながら、カナダ労働関係局(CIRB)によりストライキ通知は違法であると決定されたためロックアウト通知は取り消されました。参考(出典:BCMEAホームぺージ)

なお、カナダ港湾労使交渉は2023年8月4日にBCMEAとILWUのLongshore Localsの間で労働協約の合意に至っておりますがILWUのLocal 514(Ship & Dock Foremen)については争議が引き続き行われておりました。その後数度の延長を経て2024年5月10日にクーリングオフの期間が終了しており今回のストライキ事前通告に至ったということです。

パナマ運河 通行回数増加へ(8月5日~)

パナマ運河庁は、ガトゥン湖水位が上昇したことと雨季による降雨が見込めるとの理由で、これまで実施していたドラフト制限の緩和に加え、8月5日よりネオパナマックス閘門の新しい予約枠を追加すると発表しました。
参考(出典:パナマ運河庁ホームページ)

8月5日からは1日あたりの総通航隻数は35隻となり、ほぼ通常通りの通航隻数に戻ったと言えます。
*同運河の平均的な総通航数は36隻程度 (参考コラム)

依然として北米航路ではスケジュールの遅れやスペース逼迫の状況が続いていることに加え、東岸労使交渉も業界団体がホワイトハウスの介入を要請しており、先行きが不透明な状況が継続しております。

ベトナム カトライ港向け危険品受託不可 

ベトナム・カトライ港での危険品蔵置ルールの変更に伴い、2024年7月1日より同港で危険品の輸入貨物引受が不可となっております。参考(出典:SaigonNewPortホームページ)

7/1以降  POD:Cat Lai / DEL:指定デポ(Tan Can Hiep Phuoc等)で引受
※ATA Cat Lai7/1より適用が開始されております

【今後危険品受託が可能なターミナル一覧】*各デポへの手配可否・追加費用の有無は起用船社に準じます。

到着地 ホーチミン(Cat Lai)
Place of Delivery ICD Tan Cang Nhon Trach Tan Cang Hiep Phuoc VICT ICD Phuoc Long Tan Cang Cai Mep SP-ITC ICD-Transimex

・船会社ONEでは Tan Can Hiep Phuocへの転送にて対応となります。

・Tan Can Hiep PhuocはCat Laiから20数㎞のターミナルとなり、陸送もしくはバージで転送することとなります。
Cat Lai港では危険品は蔵置不可となるため、荷揚げ後ただちに(24時間以内に)Tan Can Hiep Phuocへ転送されます。

・Cat LaiとTan Can Hiep Phuoc では、官署税関が変わりますのでご注意ください。

・Cai Mepは今回の危険品規制の対象外となります。ただし、Cai Mep→Cat Laiへの危険品貨物転送は不可です。
代替としてCai Mep→Tan Can Hiep Phuocへの危険品貨物転送は可能です。

物流情報は流動的なため記事のアーカイブは2週間程度となる旨、ご了承願います。